“トマトの戦争”ブニョールのトマト祭りは、8月28日(水)に開催され、なんと20,000人もの参加者がこの奇祭を愉しみました。一度、挑戦してみたい方、ADELANTEではバレンシア留学もサポートしていますが、そのサポート先の語学学校からアクティビティとしてこの祭りに参加できますよ♪♪♪個人旅行で思いつきで参加しようとしてみても、うまく行かない(トマトを投げられない、現地への乗り継ぎに失敗する)ことがよくあると聞きますので、絶対にトマトを投げたいという人はバレンシア語学留学でスペイン語を習う&ホームステイのついでに参加する!というのもアリですね。現地までラクラク連れて行ってもらえます。
アクティビティ「トマティーナ」のある語学学校エスパニョレ・IHバレンシア。今年も大勢の留学生がエンジョイされていました!
さてそんなトマティーナですが、南米コロンビアにもトマティーナがあります。ブニョールのトマティーナにインスピレーションを得て始まったトマティーナ・コロンビアーナは、ボヤカ県スタマルチャンで2004年から始まり、毎年6月に開催されています。こちらも興行として大成功しており、参加者は20,000人以上と本家本元に負けず劣らずの規模。もちろん地元人だけではなく観光客も参加できます。
今年のトマティーナ・コロンビアーナのスローガンは「200 Años de Libertad a Puro Tomate(純トマト200年の自由)」。おそらくですがこの国が生み出した作家ガルシア=マルケスの「Cien Años de Soledad」とかけているのではないでしょうか??🍅今年は6月9日の日曜日に開催、21,000人以上が参加し、35トンのトマトが”戦争”で消費されたそうです。
ちなみにトマトの生産量ですが、スペインは世界ランキング8位(2017年)ですがコロンビアは29位で日本(27位)よりも低く、南米の中でも特にトマト大国というわけではありません。今回のトマティーナで使用されているトマトは、食用のものではなく、この地域で大量に生産され、傷んでいるなどの理由で大量に廃棄となってしまう食べられないトマトを使っているとのことです。
トマティーナに対して「食べ物を粗末にしている」という印象を持っている方もいると思いますが、スペインやコロンビアのこうしたお祭りで使用されているトマトは、もともと食べられないと判断され、市場に流通せず廃棄になっていたものです。
スペイン語圏にはまだまだ日本では体感できない奇祭がいっぱい!こうしたお祭りへの参加も旅の醍醐味ですね☺️