最近はさまざまな定期購読サービス、いわゆる「サブスク」を利用する人も多いですね。
ネットの新聞でも定期購読者だけが読める記事も増えきています。
『EL PAÍS』や『EL MUNDO』などのスペインの新聞はインターネットで読めますが、
定期購読者だけが全文を読める記事が増えてきています。
この傾向は新型コロナウイルスの流行もあって加速しているようです。
たとえば、『EL PAÍS』のデジタル版の有料購読者はサービス開始からわずか11ヶ月で10万人を突破しました。
2020年の3月、『EL PAÍS』のデジタル版の有料購読者はゼロでした。
ちょうどこの時期、日刊紙の利益性を確保するための大きな改革が進行中でした。
そこに新型コロナウイルスの流行が始まって外出禁止令が出され、
人々は新型コロナウイルスに関する情報を得ようとインターネットの記事を読み漁るように。
『EL PAÍS』では2020年5月にデジタル版の定期購読のモデルが確立され、
11ヶ月後には10万人以上のデジタル版の新規定期購読者を獲得、
印刷版を含めると世界中で約14万5000人の購読者を有しているそうです。
そして、デジタル版の定期購読者の数は増え続けています。
10記事までは無料で全文を読むことができますが、
それ以上の記事を読みたい場合は定期購読が必要になります。
新型コロナウイルス関連のニュースは無料で読むことができるので、
誰でもコロナ関連の情報は知ることができます。
スペイン語では「(定期購読などを)申し込む、登録する」は「suscribirse」、
「定期購読、登録」は「suscripción」を使います。
「Suscríbete」は「申し込んでください」の意味です。