スペインの家庭料理、sopa de ajo（ソパ・デ・アホ）は真冬のスープと思われがちですが、夏にもぴったり美容効果もある万能スープです。近年、日本にもスペイン料理が浸透し、生ハム、チョリソー、ガスパチョ、アヒージョ、トルティージャ、チューロスにクレマカタラーナ・・・どの味も日本人の胃袋をつかんで離しません。そして、ついにスペインのお袋の味 sopa de ajoも日本の食卓の仲間入りです。
ソパ・デ・アホ（4人分）
材料：にんにく……大2〜3個（お好みでもっと入れてもO.K）
生ハム（またはベーコン）……50〜60g
固くなったバゲット……200〜250g
卵……4個
パプリカ……小さじ1杯
オリーブオイル……大さじ6〜8杯
水またはチキンスープ……4〜5カップ
塩、コショウ……お好み
【作り方】
1. 材料の下ごしらえとして、にんにくをスライス、バゲットを薄切り、ハムまたはベーコンを薄切りにしておく
2. 鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくスライスを入れ中火で焦げないように火をして、きつね色になったら取り出す
3. 鍋に残ったオリーブオイルをさらに加熱してパンを入れてオイルを染み込ませるようにきつね色になるまで火を通したらパンを取り出す
4. 一旦火を止めて、鍋にパプリカを入れよくかき混ぜる
5. 水かスープを加え中火にして、スライスしたにんにく、バゲット、ハムまたはベーコンを鍋に入れる
6. 塩を入れ、しばらく煮込む
7. 卵を割って入れて5〜6分程煮込んでコショウを少々振って出来上がり
ソパ・デ・アホはその昔、固くなってしまったパンを再利用する為に考えられた素朴でシンプルなレシピです。にんにくのビタミンで夏の栄養補給に！好きなものをトッピングしても良いでしょう。ぜひお試しあれ！
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