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スペイン人の休日の過ごし方

2018年9月14日  GQWeb記事より

スペインでは9月半ばのちょうど今頃、夏休みが終わり新たに学校(大学を除く)が始まる新学期の時期です。あぁ楽しかった海辺で過ごした日々よ ¡Adiós!  

そして、子供たちの学校生活再開とともに、親たちも安堵のため息をつくのです。考えてみれば今年もあと4ヶ月。そしてクリスマスまで、11月にある短い連休以外まとまったお休みはもう無いことに気付き、軽く気落ちしたりして。でもクリスマスを楽しみにしながら過ごすのもまた良し、時間が早く過ぎるというものです。

 

実は、一年中バケーション気分で有給を取らずして人生を過ごす方法があります。それは、友達と数時間〜週末丸々かけて自然の多い場所へ出かけること。そして、それを2週間毎に実践しようというもの。モデル兼インフルエンサーの、エリザベスグレース も “Cómo invertir tu tiempo como el dinero” 「いかに時間をお金に変えるか」の中で言及しています。

 

つまり、長いお休みが取れなくても、月2回ほどアウトドア活動をしたり田舎の空気を吸ったりして、気軽に気分転換しようという訳です。一気に楽しむか、小分けにして楽しむかの違い。単調になりがちな日常と同じルーティンの繰り返しに疲れたら、適度にストレス解消、が鍵です。これならば長い休みを待たなくても「いつも気分は上々」のはずです。普段と違う風景を見ることが一番の安らぎに繋がり、仕事に勉強にまたモチベーションが上がって頑張れるというもの。それでも出かけるのがおっくうな方は、少なくとも自分に時間を使うひと時を作って下さい。スパに行くのもよし、美容院に行くのもよし、美術館に行くのも、マッサージに行くのも、何でもいいでしょう。

 

 

スペイン人の休日の過ごし方

 

スペイン人の週末の過ごし方は様々ですが、日本と決定的に違うのはスーパーマーケットやショッピングセンターなど、ほとんどの商業施設が閉まっていることです。これは「日曜日は休息日」なるカトリックの教えから来ています。「買い物」という選択が消えるので、家族や友人と過ごす場合は、ハイキングだったりキャンプだったりバーベキューだったりします。もちろん家でゴロゴロする人もいれば、普段見ることができないDVDを借りて観る人もいます。バルやレストランは賑わっていて、週末はどこも外食業が盛んです。またスペイン人は、すでに独立していても結婚していても実家に週末食事にお呼ばれすることが多く、コミュニケーション好きな彼ららしい姿だなと感じます。

 

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