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ルンバ・フラメンカとルンバ・カタラナ

「ルンバ」と聞いたら何を想像しますか? お掃除ロボット? いいえ今言っているのはキューバで誕生した音楽ジャンル「ルンバ」のことです。かつて奴隷としてこの島に連れて来られたアフリカ系の人たちの民族音楽が、キューバでは演奏を禁じられずそのまま大いに発展して、今につながる多様な楽器と音楽ジャンルを生み出したのは有名な話。現代のさまざまな音楽シーンで用いられている打楽器ボンゴやコンガも、キューバという国なくして生まれることはありませんでした。パーカッションと力動感のあるダンス・ジャンルにおいて非常に重要な拠点であるのです。そんなキューバの代表音楽「ルンバ」はイベリア半島にももたらされ、大流行しました。そしてスペインにもスペイン流「ルンバ」が誕生します。「ルンバ・フラメンカ」と「ルンバ・カタラナ」です。ご察しの通り、アンダルシアの伝統音楽フラメンコとルンバが融合して生まれたジャンルです。

 

■ルンバ・フラメンカ

このジャンルを代表するアーティストは、パコ・デ・ルシアです。そう言うとだいたいどんな曲風なのか想像がつくのではないでしょうか!? 伝説のギタリスト、パコ・デ・ルシアはフラメンコの世界に中南米の打楽器をもたらしたことでも知られていますが、つまりキューバのルンバの基盤となる打楽器のリズムと、フラメンコの哀愁ただよう旋律とが溶け合ってできたのがこのジャンルです。一番有名な曲《Entre Dos Aguas》は、ウディ・アレンの大ヒット映画『それでも恋するバルセロナ』でも流れていましたね。これを聴くと今すぐスペインに飛んで行きたくなります……。

 

 

■ルンバ・カタラナ

ルンバ・フラメンカは名前の通り、フラメンコ周辺で興ったジャンルですが、これがさらに発展したのがルンバ・カタラナというカタルーニャ地方の音楽です。中心地となったのはバルセロナで、この街に住んでいたヒターノたちによって発展したと云われています。代表アーティストの1人はペレで、彼の曲《El Muerto Vivo》が最も知られているのではないでしょうか。これも聴くと面白いです。フラメンコの片鱗を感じさせる哀愁のメロディーやパルマでの音頭もありますが、それよりも全体的にリズミカルでノリノリで、ルンバ・フラメンカよりも元祖ルンバに近いかも。

 

 

ルンバ・フラメンカもルンバ・カタラナも探したらた〜くさんの曲がありますので、いろいろ聴いてみましょう!!

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