全仏オープン、ローラン・ギャロス・トーナメントで通算11回の優勝を果たしたラファエル・ナダル選手は今朝のスペイン各スポーツ誌の表紙を飾った。幼少の頃はテニスではなくサッカー選手の叔父の影響でサッカー選手としても有望であったようだが、テニスを選び2001年に15歳でプロデビュー。怪我に悩まされた時期もあったが、不屈の精神で見事に復活、王者へと返り咲いた。優勝のインタビューでは、新たな風が吹いたスペイン政権に対し、 “Creo que se está formando un buen Gobierno, con un buen grupo de ministros y lo único que puedo desear yo es que se calmen las cosas, que haya tranquilidad y estabilidad. La clave del buen funcionamiento de las cosas es desde la tranquilidad y la estabilidad”.「新しい閣僚達によってスペイン政権は良い方向に向かうと思う。ただひとつ望む事は、平和で安定した政治だよ」と謙虚で温和な彼らしい独自のセオリーを語った。幼少期からスポーツのエリート達に育てられ、人としてスポーツ選手として一流のラファエル・ナダル。今後もその強靭なプレーに注目していきたい。