スペイン王立アカデミー「RAE(Real Academia Española)」は、今月11日に9つのスペイン語の単語の定義を更新すると発表しました。面白いことに新しく追加された意味は、いずれも宝くじに関連のあるもの!スペイン人が待ち望んでいる12月22日のクリスマス宝くじ(Lotería de Navidad)はまもなく。当選を夢見るスペイン人たちがここで口にする言葉はなんでしょうか?チェックしてみましょう。
1.Alambre(第1の意味:針金)
第3の意味:一部の国の宝くじにおいては、当選番号をストックするもの。抽選器(ガラガラ)を回してでた当選番号の玉ないし同等のものを、順番にalambreに通してストックする。
2.Capilla(第1の意味:チャペル)
第9の意味:スペインの宝くじにおいては、宝くじ券の最終見本のこと。番号がついていない場合もある。
3.Copa(第1の意味:コップ)
第14の意味:一部の国の宝くじにおいては、trompetaから滑り落ちた当選玉を受け止めるためのコップ状の透明の器。
4.Lira(第1の意味:リラ(竪琴))
第4の意味:一部の国の宝くじにおいては、10本の金属棒を繋げた器具。計上された玉がその棒に並べられ、ガラガラの中に入れられる前にチェックされる。
5. Paraguas(第1の意味:傘)
第3の意味:一部の国の宝くじにおいては、liraを吊るすための傘状のもの。そこにはくじのすべての番号の玉が並んでいる。
6. Postero, ra(新語)
第1の意味:宝くじを売る人。
7. Tabla(第1の意味:表)
第19の意味:一部の国の宝くじにおいては、当選玉ないしそれに同等のものを並べるための陳列台。
8.Tolva(第1の意味:ホッパー)
第2の意味:一部の国の宝くじにおいては、漏斗状の透明の容器。liraに吊るされた玉がtolvaを通ってガラガラの中へ入っていく。
9.Trompeta(第1の意味:トランペット)
第3の意味:一部の国の宝くじにおいては、玉がガラガラからcopaへと流れていくラッパ状の入口。
宝くじ当選発表のドキドキの瞬間にフォーカスした新定義ですね。これでまた1つスペイン語の語彙が広がりました(!?)