日本では1月7日以降で国際線の航空券を購入し搭乗する2歳以上の旅客を対象に、航空運賃と合わせて1人あたり「1000円」の徴収が始まりましたね。朝からニュースで見られた方もいらっしゃると思います。
スペインではヨーロッパ(欧州)旅行情報認証システム:ETIAS(EU Travel Information & Authorisation System)が開始予定です。2021年から旅行・観光で渡航する際はトランジットも含めパスポートのみでは出国できず、このETIASの申請がないと飛行機に乗れません=スペインに入国できないのです。
これまで90日以内のスペインへの入国・滞在はパスポートがあれば認められていましたが、インターネットで渡航日より前にこのETIASから渡航許可を得る必要があります!すでにアメリカやオーストラリアで導入されているESTAやETASのEU版とお考え頂いても良いでしょう。
申請料金は5€で有効期限は5年間。申請の際にはIC・機械読み取り式パスポート、クレジットカード(申請料金はカード決済のみ)が必要です。インターネットができる環境であれば申請可。日本よりちょっと安いですね。
特に注意したいのが、トランジットでスペインに入国する場合や陸路や海路で入国する際も必要になるということです。
ヨーロッパを旅行してついでにスペインへも行こう!と急に思い立ったとしても、ETIASがなければスペインには入国できないということですね。
日本のパスポートは強い!と言われていましたがそろそろ終わりそうです。日本から出国できないので強行突破!はできませんので適用時にはご注意ください。
2020年に導入予定のようでしたが、変更され2021年1月導入で動いている模様です。
(参照HP:tias-euvisa)