時代が変わると好まれる名前も変わっていくのは、日本もスペインも同じようです。2018年1月にスペイン統計庁から発表されたデータによると、女性に一番多い名前はMaría Carmen、男性はAntonioでした。どちらも2017年1月のデータから変わらずの1位です。Antonioは678,425人、次いでJoséが594,144人、Manuelが590,965人でした。女性は、María Carmenが656,276人、Maríaが606,048人、Carmenが391,563人。
上位10位は、女性が1. María Carmen、2. María、3. Carmen、4. Josefa、5. Ana María、6. Isabel、7. María Pilar、8. María Dolores、9. Laura、10. María Teresa。男性が1. Antonio、2. José、3. Manuel、4. Francisco、5. David、6. Juan、7. José Antonio、8. Javiér、9. Daniel、10. José Luisでした。
名字で一番多いのはGarcíaで、Rodríguez、González、Fernández、Lopezと続きます。日本だと、佐藤、鈴木、高橋、田中、伊藤といった名字が上位です。
次に、スペインで2017年に生まれた子供に多くつけられた名前を見てみましょう。女の子は、Lucíaが1位、Sofía、María、Martina、Paula、Julia、Daniela、Valeriaと続き、男の子は、Lucasが1位、 Hugo、Martín、Daniel、Pablo、Alejandro、Mateo、Adriánの順でした。スペイン全体で多い名前とは全然違っていますね。好まれる名前が変わってきていることがはっきりとわかると思います。
ちなみに2018年に日本で生まれた子供に多くつけられた名前上位3位は、女の子が結月、結愛、結葉、男の子が蓮、湊、大翔だそうです。
スペインの町中で、「Antonio」や「María Carmen」と呼べば多くの人が振り向きそうですね。アデランテの先生の名前をランキングで見ると、Alejandro先生は14位、Marta先生も14位、Cristina先生は12位でした。