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アルゼンチンの名サッカー選手、ディエゴ・マラドーナ氏が死去

アルゼンチンのサッカー界の英雄、ディエゴ・マラドーナ(Diego Armando Maradona)氏が11月25日、心不全のため60歳で亡くなりました。

11月初めに体調不良で入院、硬膜下血腫が発見されて手術を受け、退院後は自宅で療養していました。

緊急通報で4台の救急車が駆けつけましたが、すでに手遅れだったそうです。

国民的なスターの死に、アルゼンチンでは3日間の喪に服しています。

 

マラドーナ氏は1960年10月30日にブエノス・アイレスで誕生。

1982年から4回連続してワールドカップにアルゼンチン代表で出場し、

1986年のメキシコのワールドカップでは、対イングランド戦で「5人抜き」や「神の手」などの伝説的なプレーでチームの優勝に貢献しました。

 

現役引退後は、多くのチームで監督を務めました。一方で、薬物やアルコールなどによる健康問題に悩まされていました。

 

偉大な選手の死に対し、アルゼンチン大統領は「私達を高みに導いてくれた。私達をとても幸せにしてくれた。偉大な選手だった。ありがとう。私達は永遠にあなたを思い続ける」と追悼の言葉を述べました。

 

元ブラジル代表のペレ氏やアルゼンチン出身のメッシ選手も「いつか天国で一緒にプレーしよう」、「アルゼンチン国民にとって、サッカー界にとってとても悲しい日だ。ディエゴは亡くなったけれどいつも一緒にいる。ディエゴは永遠の存在だからだ」と彼の死を悼んでいます。

 

サッカーファンでない人でもマラドーナ氏の名前は知っている人が多いと思います。

彼の名プレーを思いながら、謹んで哀悼の意を表します。

Descanse en paz.

 

 

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