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スペイン人のヘソクリ預金

スペイン人の38%がベッドマットの下にヘソクリ預金を隠している

(  El 38% de los españoles que ahorra guarda el dinero “debajo del colchón”  )

 

2018年9月10日 el economista.es web記事より

日本なら「タンス預金」と呼びますね。銀行に預けず、家の中で管理するお金はすべてタンス預金になるそうですが、スペイン人も同じくベッドマットの下にヘソクリを隠していることが、スペイン国立金融市場委員会とスペイン銀行の経済予測や投資の調査をする中で判明しました。しかも、スペイン人口の38%がそれをやっており、この事実を銀行及び金融機関は重く受け止め、「無視することは出来ない」と言及しています。

 

この調査は、2016年〜2017年にかけて行われていたものですが、現金を自宅に仕舞っておくという行為は紛失の恐れは勿論のこと、預貯金の管理先が自宅という異例の事態は、国内の53%の失業率という数字が大きく影響しているのではないかと見られています。このベッドマット預金をする年齢層は、意外に幅広いことも判ったそうです。

 

また銀行の低金利と、欧州銀行間取引金利(EURIBOR)の平均利払いも0.07%に落ち込み、このような結果に反映しているそうです。

 

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