住居は年齢や生活スタイル、経済状態や仕事、家族などの要因によって決まってきます。
また住居をどこに置くかも、食習慣や移動に使う交通手段、娯楽の傾向、人付き合いの仕方などが影響しますね。
60代と言っても、仕事が落ち着いて子供も大きくなったからのんびり過ごしたいという人もいれば、まだまだバリバリ仕事をしながらプライベートも充実させたいという人もいるでしょう。
そんな様々な要因を考慮してフォーブス誌が選んだ60代に住みたい3つ街に、スペインの街がランクインしました。
さて、どの街だと思いますか?
それは、アンダルシア州のマラガでした。
コスタ・デル・ソルに位置し、1年のうち300日以上が晴れの日というところも魅力的ですが、他にも住みたくなる魅力がたくさんあります。
たとえば、街がコンパクトで移動しやすい点があります。街がほぼ平らで、歩道や公共交通機関が整備されているので、歩くのも、電車やバスに乗るのも苦になりません。
また、安全で犯罪率が低いのも、住む場所としてポイントが高い点です。
また、マラガはパブロ・ピカソの生誕の地であるため、ピカソ美術館があり、ピカソの200点以上の作品が保有されています。毎年10月にはピカソに関するイベントが開催されます。
娯楽やカルチャーの面でも、カーニバルや、フェスティバル、コンサートや踊り、スポーツイベントなどがてんこ盛りで、歴史的建造物も多くあり、退屈することはなさそうです。
肝心の住居に関しては、家賃が月700ユーロから1200ユーロで、マドリードやバルセロナなどと比べると手頃な値段のようです。購入を希望する場合は、ピソが5万ユーロから(若干リフォームが必要)、街の一等地の小さめのピソだと14万2000ユーロくらいから見つかるそうです。
こうして見てみると、60代の人にはもちろん、それ以外の年代の人にもとても魅力的な街ですね。
コンパクトで出かけやすく、安全で、娯楽もたくさんあるマラガ。旅行や留学にもおすすめです。
ちなみに、60代に住むのにおすすめの3つの街の残り2つはパナマのボケテとタイのホアヒンでした。
パナマのボケテはコーヒーの名産地で、山の中なので景色が綺麗で、気候も涼しく過ごしやすいそうです。スペイン語圏なので、スペイン語が話せれば住みやすいですね。タイのホアヒンは、王室の保養地として古くから栄えたリゾート地だそうです。
どんな場所に住みたいですか?