4月23日は”Día del Libro”(世界 本の日)でした。
スペインでは1923年にカタルーニャで
作家のビセンテ・クラベル・アンドレス(Vicente Clavel Andrés)が本の日を提案し、
3年後にアルフォンソ13世が承認して、
1926年10月7日にスペインで最初の本の日が祝われました。
その後、国際的には1988年から本の日が多くの国で祝われ始め、
1995年にユネスコ総会で毎年4月23日を「世界 本の日」とする宣言文が採択され、
毎年4月23日は「本の日」として祝われています。
さて、スペインで一番古い書店はどこにあるでしょうか?
正解はブルゴス(Burgos)にある”Hijos de Santiago Rodríguez”という本屋さんだそうです。
1850年に創業し、1960年にLaín Calvo通りからプラサ・マヨールに場所を移して
現在も営業しています。
マドリードにも1862年創業のスペイン初の医学に特化した書店、”Nicolás Moya”がありましたが、
経営難のため2019年に閉店しています。
新型コロナウイルスの影響もあり、インターネットで本を購入したり、
デジタル版の書籍を読む人も増えたため、実店舗を持つ書店の経営は難しくなってきています。
紙のページをめくりながら読むという楽しみは捨てがたい気もします。
一方、場所をとらず、インターネットがあれば読めるデジタル版も便利ですね。
うまく共存していけるといいのですが。