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“La letra con sangre entra”はどんな意味?

“La letra con sangre entra”という表現を聞いたことはありますか?

 

文字通りの意味は「文字は血とともに入る」です。ちょっと怖い感じがしますね。

 

現在では「学問には苦労はつきもの、学ぶためには努力が必要」という意味で使われています。

 

でも、なぜ“sangre”「血」が関係してくるのでしょうか?
昔のスペインの(どこの国でもそうかもしれませんが)教育は厳格で、学校でも家庭でも子供を勉強させるために体罰が行われることがあったそうです。体罰は「血」や痛みを伴うこともあったでしょう。“sangre”という言葉に納得がいきますね。

 

現在では体罰は禁止されているため、「学ぶためには努力が必要だ」という意味で使われますが、昔は文字通り「学問には血がつきもの」という意味だったのです。

 

当時の厳格な教育を表すものの例として、フランシスコ・デ・ゴヤの絵画『La letra con sangre entra』があります。絵の左側にムチを持つ教師と思われる人物、中央にお尻をむき出しにされて罰を受けている生徒が描かれ、中央から右側にはすでに同じ罰を受けたであろう痛そうな顔をしている2人の生徒も描かれています。みんなの前でお尻にムチ打ちを受けることは痛いのと恥ずかしいことで、二重に苦痛だったのではないでしょうか。他の生徒も「明日は我が身」と恐れおののいていたのかもしれません。

 

“La letra con sangre entra.”という文章は、普通なら“La letra entra con sangre.”という語順になるのですが、“letra”“entra”で韻を踏むためにこのような語順になっています。

 

そして、これには” y la labor con dolor”「そして仕事には痛みを伴う」という続きがあります。「仕事をちゃんとできるようになるにも努力が必要だ」という意味です。

 

苦労や努力という言葉はあまり歓迎されないかもしれませんが、何かをできるようになるためにはそれなりの努力が必要だと思います。でも、好きなことや一生懸命になれることならその努力があまり苦にならないですよね。やり方によって、あまりつらさを感じないこともあります。

 

スペイン語も楽しく学んでいきましょう!

 

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