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日本流のカラオケがマドリードに登場!

小さな個室でモニターを見ながら歌うカラオケは日本では普通ですが、ヨーロッパにはまだあまりありません。ソフィア・コッポラ監督の映画『ロスト・イン・トランスレーション』で、シャーロット役を演じるスカーレット・ヨハンソンが渋谷のカラオケで歌うシーンを見て、日本のカラオケで歌ってみたいと思っていた人も多いようです。

 

そして、ついにこの映画のシーンを体験できるスペイン初のカラオケボックスが誕生しました。場所はマドリードのレコレトス通り。店内にはインテリアデザイナーPablo Peyraが内装を手掛けた6つの個室があり、3万曲以上から選曲可能。個室は防音されているので、音を外しても心配はありません。30名のグループを収容可能な個室もあり、さらに大人数の場合は貸し切りも可能だそうです。また、店内のバーではカクテルが楽しめます。ボタンを押して飲み物や食べ物を注文し、個室に持ってきてもらうこともできます。

 

このカラオケはフランスの企業BAM Karaoke Boxによるもの。パリに5店、ボルドーに1店を展開しています。マドリードを海外展開先に選んだのは、「躍動的でバイタリティに溢れた街で、人々が人生の楽しみ方を知っているし、常に新しいことを試すのに躊躇しない。そして、建築やデザイン、料理にも敏感。最初の海外展開はマドリードしかないと思った。」とBAM Karaokeの創業者。「多くの人にカラオケに来てもらって、日常から離れて楽しい思い出を作ってほしい。」

 

日本流のカラオケをフランスの企業が提供しているのは面白いですね。日本だけでなく中国、韓国などでも個室で歌うカラオケ文化は浸透していますが、スペインでも広がっていくのでしょうか?

 

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