今年は梅雨入りが早く、関西は5月16日に梅雨入りしたそうです。
気温はさほど高くないですが、湿気が多いのが堪えますね。
でも、5月といえば気候のいい季節のイメージがありますよね。
さて、ちょうど今の季節にピッタリなスペイン語のことわざがあります。
“Hasta el cuarenta de mayo no te quites el sayo.”
直訳すると「5月40日までは上着を脱ぐな」ですが、
実際には5月40日は存在しないので、
「6月の上旬までは上着を着ておきなさい」
という意味です。
5月になると気温も上がり、夏のように暑い日もあります。
でも、まだ気候が安定せず急に気温が下がることもあります。
なので、6月の上旬までは完全に夏の服装にしてしまわないで、
上着を着ておく方がいいですよ、という意味のことわざです。
ちなみに“sayo”は、ボタンのない頭からすっぽりかぶる形の膝まである上着のことです。
今ではあまり着ている人はない、古い感じの上着です。
スペインには梅雨はないので、6月の中旬以降は夏らしくなり気温も上がってきます。
湿気が日本より少ないので、その分過ごしやすいですが、
朝晩は気温が下がるので、その気温差にびっくりするかもしれません。
旅行に行くなら、6月以降も上着は必須です!