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スペイン語が話されるアフリカの国:赤道ギニア

スペイン語はスペインの他にも南米の多くの国で話されていますが、アフリカにもスペイン語が公用語として話されている国があります。それが赤道ギニアです。

赤道ギニアは中部アフリカの西海岸のギニア湾に面する国で、大陸部のリオ・ムニとビオコ島(旧フェルナンド・ポー島)などの島々から構成されています。

1778年から1968年までこの地域はスペインの植民地として支配されていました。スペインによる植民地支配は他のヨーロッパ諸国によるアフリカの植民地支配ほどは激しくなかったようですが、文化や言語、行政などに大きな影響を残しました。

では、赤道ギニアではどんなスペイン語が話されているのでしょうか?

たとえば、スペインで “provocar(挑発する、引き起こす)” と言うことを、赤道ギニアでは “hacer boca”と言います。”patada(蹴ること、キック)” は “puntapié”、”caminar(歩く)” は、”apear”が使われます。この “apear” は、スペインでは “apearse de coche(車から降りる)” のように “bajarse” の意味で使われています。

また、赤道ギニアで名前を聞くとき “¿Cómo te llamas?” とは言わず、”¿Cuál es tu gracia?”と言うそうです。

口語的な表現にも大きな違いがあります。たとえば、”beso con lengua(ディープキス)” は “tira lengua” 、”Tirarse un pedo(おならをする)” は “bufar”、”cuba libre(キューバリブレ、カクテルの名前)” は “chato” と言います。”las extensiones de pelo”(ヘアエクステ)は “aguacate(アボガド)”と呼ばれるそうですが、なぜそうなったのか不思議ですね。

“¿Dónde estás?(どこにいるの?)” と聞きたいときは、”¡Altura!”。”trabajo temporal”(一時的な仕事)は “estajo”、”vigilante”(ガードマン、警備員)は “guachimán” と赤道ギニアでは言います。

“comible” は “atractivo:魅力的な” の意味で使われることがあり、”un chico es comible”と言えば、その人が魅力的だ、と言う意味です。”hacer ambiente” は “ir de fiesta”(パーティーに行く)、誰かのことを”salvaje” と言えば 、その人が “grosero” (下品な、失礼な)という意味です。

また、”Castizar”は “hablar bien castellano” (スペイン語をうまく話す)という意味で、”disparar”は “hablar mal castellano”(スペイン語を話すのが下手)を意味し、文法的な間違いは “disparate”と呼ばれます。”disparar” はスペインでは「銃を撃つ、発砲する」の意味なので、どのように「スペイン語が下手」の意味になっていったのか、興味深いです。

スペイン語は多くの国で話されているため、国や地域によって使われる単語や表現などが違うという多様性が見られます。いろいろな違いがあるのもスペイン語の面白さの一つと言えるでしょう。赤道ギニアは一つの例ですが、アフリカでスペイン語が公用語とされている国があるということはあまり知られていないかもしれません。

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