Flores comestibles は食用花のことを指します。 中には毒性のある花もあり、食用でない花は食べることは出来ません。日本なら農林水産省のガイドラインに基づいて食用として安全に栽培された花を使いますが、スペインではどうなのでしょうか?
2018年7月30日 ABC Vivir Web記事より
グラナダ大学によると、スペインでは食用花に対する特定のガイドラインがまだ確立されていないらしい。スペインガストロノミーの間で大流行の食ベられる花は節度と注意を払って使用しないと、中毒を引き起こす恐れがあると喚起している。また、アンダルシア栄養生理学グループ研究所は、花を食することはいにしえの時代から伝わる古いスペイン食文化であるが、誤用乱用は避けるようにと警告しているのである。
スペイン以外でも、中国、ルーマニア、インド、アラブ諸国での食用花は昔から存在する食材のうちのひとつである。ただ、花屋の花をむしゃむしゃ食べたり、庭に咲く花をやみくもに食べたりすると中毒を引き起こし大変なことになる。生花には、アルカロイド、タンニン、樹脂、細菌、真菌、農薬やその他環境汚染物質までもが含まれる。食用花のメリット、デメリットをちゃんとわきまえた上で消費するようにしなければならない。また、食用花の栄養化はそれほど期待できるものではなく、主にデコレーションや食事に添えるアロマエッセンスとして使うものであるとされている。