バルセロナ・シッチェスで現在開催されているシッチェス・カタロニア国際映画祭はサスペンスやホラーなどの世界三大ファンタスティック映画祭のひとつです。
日本でも東京、名古屋、大阪の3都市でシッチェス・カタロニア国際映画祭で上映された作品の中から、厳選されたタイトルが上映されます。2012〜2015年と2018年には3年ぶりに開催され、今年で6回目です。10月から11月にかけて国内で開催される【シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション】で上映される作品は以下の通り。
WELCOME TO JAPAN 日の丸ランチボックス(日本)
スクールズ・アウト(フランス)
ザ・ゴーレム(イスラエル)
血を吸う粘土~派生(日本)
パペット・マスター(アメリカ・イギリス合作)
死体語り(ブラジル)
各都市の開催期間と場所は、
大阪
シネ・リーブル梅田:11月8日~21日
東京
ヒューマントラストシネマ渋谷:10月11日~31日
名古屋
シネマスコーレ:10月26日~11月15日 です。
ところで日本のホラー映画はいつ頃から盛り上がりを見せ始めたかご存知ですか。
1990年代後半に公開された『女優霊』をきっかけに1998年には『リング』が、そして2003年には『呪怨』が順に公開され、シリーズ化されたというのがきっかけと言われています。
どうして日本映画は世界で見ても「怖い」と定評があるのでしょうか。
海外のホラー映画は宗教的な思想が含まれているものが多いです。悪魔や魔女に悪役を用いており、直接的な恐怖を与える場合など。
対して日本のホラー映画は、宗教の影響を受けず日常に起こるかも…という恐怖を描く内容が多いです。
何かを予感させて精神的な恐怖を与えるのが日本のホラー映画。扉が開く音や水・風などの自然の音もうまく用いて演出しています。
映画の話の内容を見るのも良いですが、こういった視点で見るとまた違った発見や気付きがあるかもしれませんね。
シッチェス映画祭は東京のみ、お得な3回券(3000円税別)数量限定で発売中です。無くなり次第終了ですので関東にお住まいの方は販売中に是非!
今回の映画祭のパンフレットを取り寄せ中ですので、届き次第アデランテ大阪・神戸校の受付に設置します。
ご興味ある方は期間中見逃さず映画館へ!