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宝くじの話でよく使われる表現

先日、スペインの人は宝くじが大好きでクリスマスは一大イベントの「クリスマス宝くじ」で盛り上がるという話を取り上げましたが、今回は宝くじの話でよく使われる表現をいくつか取り上げてみます。


「もし宝くじが当たったらどうする?」は定番の表現ですが、他にどんな表現が出てくるでしょうか。

 

– ¿Qué harías si te tocara la lotería? 宝くじが当たったら何をする?

 

– Haría un viaje por todo el mundo. 世界旅行をするだろう


– Me compraría una casa grande y un coche nuevo. 大きい家と新しい車を買うだろう


– Invitaría a todos mis amigos y familiares a una gran comida. 友達と家族みんなにご馳走するだろう


– Invertiría el dinero en un negocio. そのお金を事業に投資するだろう

 

よくある会話ですね。「もし〜だったら〜する」という形の文ですが、宝くじに当たる可能性は低いので接続法過去が使われているのに注意です。


「何をする?」という質問に対して、こんな答えもよく返ってきます。

 

– Lo primero que haría sería tapar agujeros. 一番にするのは赤字の穴埋めだろう

 

“tapar agujeros”は「穴を埋める」という意味です。
たとえば、壁に穴があいていて何かで穴を埋める場合にも使いますが、「(お金の)不足を補う」という意味でも使われます。これは日本語も同じですね。何かのためのお金が足りない場合、家や車のローンだったり、家のリフォーム代だったり、人や家庭によって違いますが、「赤字を穴埋めする」と言うことがありますね。

 

今度は宝くじに当たった場合の注意点(?)です。

 

– Si tienes la suerte de que te toque un premio tan grande, tienes que tener los pies en la tierra.

もし幸運にもそんなに大きな賞が当たったら、地に足をつけないといけない

 

“tener los pies en la tierra”は「地に足をつける、物事を堅実に進める、落ち着いて行動する、現実的になる」という意味です。これも日本語も同じ表現がありますね。宝くじに当たって浮かれてしまって、パーっとお金を使ってしまって…ということがないように堅実にいきたいものです。

 

“tener los pies en el suelo”も同じ意味で使われます。

 

– Para afrontar el problema, debemos tener los pies en el suelo.

その問題に立ち向かうには、私たちは堅実にいかないといけない

 

スペイン語で宝くじの話をするときは、今回の表現が出てくるかもしれません。
注意して聞いてみてください!

 

 

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