SNSなどで友達とやり取りをするとき、笑いを表現するのに、笑、(笑)、wwwなどの表現を日本語では使うと思います。スペイン語でも笑いを表すとき、jajaja、jejeje、hahaha、heheheなどいろいろな表現が使われていますが、このほどRAE(La Real Academia Española:スペイン王立言語アカデミー)が正式な笑いの表現方法をツイッターのアカウントで発表。多くのユーザーがこれに反応、数時間で500近い「いいね」と、200回以上のリツートが記録されました。
RAEのツイッターのアカウントではユーザーからの質問に定期的に回答しており、今回もユーザーからの「笑いを表現するのにHAHAHAHAHAHAを使うのは正しいか?」という質問に対して回答。「スペイン語では、笑いの表現は<<ja, ja, ja>>で、コンマを1つずつにつけます。笑いの各<<ja>>にはアクセントがあるので、続けて<<jajaja>>とllanaの単語(最後から2番目の音節にアクセントがつく単語)のように書くのは適切ではありません。<<ha>>と書くのは英語的な書き方です。」
この回答に多くのユーザーが反応。
・「jaの1つ1つにコンマは必要なのか?」
・「<<ja, ja, ja>>を訳すと<<ha, ha, ha>>?」
・「(ja, ja, jaと書くと)わざとらしくて大笑いしている感じがしない。<<jajaja>>の方が息もできないくらい笑っている感じがする。」
・「(ja, ja, jaと書くと)皮肉な笑いの感じがする。」
・「ja, ha, ja, haならバイリンガル?」
・「ユーザーの疑問に答えてくれるのはありがたいが、人それぞれの笑い方があるから、今回の回答には納得がいかない。」
などいろいろな意見が寄せられています。
笑いという日常的なテーマだけに関心が高かったようです。しかし、スペイン語には笑いにも正しい表現があるというのがおもしろいですね。RAEでは定期的に質問に答えているので、時々ツイッターやホームページを見てみると面白い質問と回答に出会えます。SNSなどで使われる日常的なスペイン語に触れることもできるのでおすすめです!