サグラダ・ファミリアといえば、カタルーニャ州のバルセロナを象徴する建物ですね。
そのサグラダ・ファミリアが旅行サイトのトリップアドバイザーの美しい建物のランキングでトップを飾りました。
アンダルシアの中心的な都市、セビリアのスペイン広場も17位にランクインしています。
トリップアドバイザーといえば、航空券や宿泊施設、レストラン、観光スポットなど旅行に関する様々な情報や口コミを見たり、比較検討することのできるサイト。月に4億6000万人がこのサイトを訪れ、7億6000もの評価や口コミを投稿しているそうです。
そのユーザーの評価から世界で最も美しい建物ベスト20のランキングが集計され、今回サグラダ・ファミリアが1位を獲得しました。
1位の理由としては、そのオリジナリティや立地、歴史や他と違う特徴、芸術的な意味が挙げられました。
「比類のない建物」、「バルセロナのシンボル」、「モデルニスモ建築の宝」、「一生に一度は訪れるべき場所」、「言葉で表すのが難しい素晴らしさ、ミステリアスな美しさを持つ」、「偉大なアントニオ・ガウディの内面が反映されていて、人間味が感じられる」などのコメントが寄せられています。
サグラダ・ファミリアは、アントニオ・ガウディの作品の中で最も有名で、モデルニスモ建築の中で最も高く、訪れる人の多い建築物でもあります。
1882年から現在も建築が進行中で、2026年に完成予定です。
完成すれば18の塔のある教会となりますが、その内訳は12の塔は12人の使徒に、4つは福音書を記した4人に、1つは聖母マリアに、1つはキリストに捧げられています。
サグラダ・ファミリアの建築には日本人の彫刻家、外尾悦郎氏も深く関わっています。
「生誕の門」の15体の天使像は彼の作品です。
バルセロナに行くことがあれば、是非訪れてみてください。
きっと圧倒されると思います。
世界で最も美しい建物20ランキング(上位5位のみ挙げています)
1. サグラダ・ファミリア(スペイン、バルセロナ)
2. ノートルダム寺院 (フランス、パリ)
3. ビルトモア・エステート (米国、アッシュビル)
4. シェイク・ザイード・グランドモスク(UAE、アブダビ)
5. グランド・セントラル・ターミナル(米国、ニューヨーク)