スペインで2週間の間に3回映画館で映画を見ました。家から歩いて10分かからないところに映画館があり、しかも日本に比べて値段が安いのです。普通で7ユーロくらい、割引の日は4ユーロでした。1度は他の映画館で見ましたが、それでも8ユーロくらいだったので、日本の半分から3分の1くらいですね。映画館によって値段は違うと思いますが、平均は約7ユーロだそうです。
値段も違いますが、映画館が開く時間というか、映画を見られる時間帯が全然違います。夕方の5時、6時が最初の上映で、最終は午前0時、1時の上映もあったりします。土日も始まる時間は変わりません。日本だと、休みの日にお昼前やお昼過ぎに映画を見る人も多いと思いますが、スペインでは見られません。そのかわり夜は遅くまでやっています。
映画や映画館によって違うのでしょうが、映画が始まる前の宣伝は日本より少なくて、1本は宣伝なしでいきなり始まりました。席は2回は指定、1回は指定なしで、好きなところに座ってと言われました。
大概の人は飲み物やポップコーンなどを買って見ていました。見ながら一緒に来ている人と話している人もいて、話し好きなスペインの人らしいなと思いました。もちろん小さい声ですが。最後のクレジットを見る人は少なくて、ストーリーが終わるとサッと出て行く人が多い印象でした。私は最後まで見たい方なので見ていますが、掃除の人が入ってきたりしました。
見たのはスペイン映画が1本、あとの2本はアメリカの映画でスペイン語吹き替えでした。字幕版はないようでした。スペイン映画は日本をテーマにしたコメディ「Los Japón 」を見ました。スペインの人が日本をどんな風に見ているかがわかって面白かったです。日本でも上映されるといいのですが。
ほんの数回見ただけの感想ですが、時間帯はスペインらしいなと思います。安いのはとてもありがたいので、こちらにいる間に映画をせっせと見ようと思っています。スペイン語の勉強という口実で。笑。