毎年のことですが、スペインでは3月に夏時間に切り替わり、10月に冬時間に切り替わります。
3月の夏時間への切り替えは3月の最終の日曜日に行われ、今年2023年は3月26日の日曜日に行われます。
スペインの人と連絡を取る場合は、夏時間になることをお忘れなく。
25日の深夜、つまり26日の早朝2時に1時間時計が進められるので、この日は1時間寝る時間が少なくなります。
さて、この年2回の夏時間と冬時間の切り替えについては、夏の長い昼の時間を有効に使える、エネルギーを節約できるという理由での賛成派と、健康への影響を理由とする反対派で、論議が続けられています。健康への影響は特に小さい子供や高齢者で大きく、時差ぼけのような不適合状態が続いてしまうことがあるそうです。
スペインでは1974年からこの時間の切り替えが行われていて、廃止も検討されているようですが、政府ではすでに2026年までの夏時間と冬時間の切り替えの日を決定して発表しているので、少なくとも2026年まではこの切り替えは続くと見られています。
スペインの夏は夜の9時くらいまで明るいので、子供も外で遊んでいたりします。
夏時間は夏を楽しむにはいい面も多いのでしょうが、日本からはわからない影響もたくさんあるのでしょう。