新型コロナウイルスの影響で遠出が難しいのは少々さみしいですが、
近場で新たな発見があったりするのは楽しいですね。
スペインでも観光客が少ない今、地元を楽しむ人も増えているようです。
そうせざるを得ない、と言われればそれまでですが、
どんな状況でも楽しもうという気持ちは大切だと思います。
さて、地元をもっと知ってもらおうとマドリードの観光ガイドが
マドリードの興味深いエピソードを紹介していたので、いくつか拾ってみました。
いくつ知っているものがありますか?
マドリードを訪れることがあれば、実際に確かめてみるのも楽しそうです。
■ マドリードには世界で一番古いレストランがある
マドリードにはギネスブック認定の世界最古のレストラン“Casa Botín”があります。
場所はプラサ・マヨールのすぐ近くのクチジェロス通り(la calle Cuchilleros)で、1725年創業です。
■ チェ・ゲバラのベレー帽はマドリードのお店で買われた
革命家のチェ・ゲバラといえばベレー帽をかぶった姿を思い浮かべる人が多いのでは?
彼のトレードマークとも言えるこのベレー帽は、マドリードのプラサ・マヨールの近くの
老舗の帽子屋La Favoritaで購入されたものだそうです。
■ マドリードの王宮は西ヨーロッパ最大
マドリードの王宮(palacio real)は有名なイギリスのバッキンガム宮殿の2倍の大きさだそうです。
■ マドリードで一番古い建物はエジプトから移設されたデボー聖堂(Templo de Debod)
デボー聖堂は古代エジプト建築の聖堂で、アブシンベル神殿の保護に協力したスペインに対してエジプトから解体・移設されました。
マドリードでエジプトの建築物を見られるのは驚きです。
■ マドリードのベルリン公園には東西ドイツ間にあったベルリンの壁の一部がある
マドリードとベルリンは姉妹都市であるため、ベルリンから壁の一部が贈られたそうです。
■ アラブ城壁跡がある
マドリードのアラブ城壁は9世紀のムハンマド1世の時代に建設されたもの。
主な城壁跡はアルムデナ大聖堂の近くのベガの坂で見ることができます。
イスラム支配の時代を感じられます。
知っているものはありましたか?
日頃見慣れた街にもいろいろな歴史があるはずです。
そんな歴史に目を向けてみるのもおもしろそうですね。