毎日暑い日が続いています。
スペインも夏は熱波でかなり暑い日がありますが、湿気が少ないので日本と比べると過ごしやすいと思います。
ある調査によると、スペイン人の10人に8人が夏休み中に平均2キロから3キロ太るそうです。夏に最も太る年代は、45歳から53歳だそう。
暑い日が続くと食欲も落ちて太りそうに内容に思いますが、夏休み中はリラックスして、早起きもせず、食べたり飲んだりする回数が増えます。さらに、高カロリーの食べ物やジャンクフードを食べることも増え、結果的に太る人が多いとか。
普段は仕事や学校などで早起きして、食べる時間や寝る時間も規則的ですが、夏休みはいつもの生活リズムが崩れますよね。
スペインでは日本より長い夏休みを取る人が多いですし、遅くまで寝て、ゴロゴロして、食べる回数が増えれば、太るのは当たり前かもしれません。
気になるのが、スペインはOECDとEUに加盟している41ヶ国の中で、子供の肥満が多い10ヶ国に入っていること。
スペインの8歳から16歳の子供の3人に1人(35%)が太り過ぎであることがUNICEFの調査などでわかっています。
スペイン国内の健康に関する調査でも、大人の肥満の男性は全体の18%、女性は16%で、最初の調査が行われた1987年からこの割合は増え続けています。
太り過ぎや肥満というと、美容と関連付けて考えられることが多いですが、糖尿病や高血圧、不妊、心臓病などの原因となりうるので注意が必要です。
野菜や果物を食べるようにしたり、1日に30分程度歩くなどで、危険な肥満は避けることができるそうです。
まだまだ続く暑さ。
体に気をつけて夏を楽しみましょう。