スペイン語を読んだり聞いたりしているときにわからない単語や表現があったら、どんなふうに調べますか?
当然、スペイン語と日本語の辞書、いわゆる西和辞典で調べる、という声が多そうですが、日本語の意味を読んだだけではよくわからなかったり、使い方がわからなかったりすることもあると思います。
そんなとき、どうやって調べるか?
いくつか方法を考えてみましょう!
- 複数の西和辞典で調べる
インターネットで探せば、複数の辞書を見ることができます。
意味だけでなく、例文やその意味を見られる辞書もあるので、単語や表現のイメージをつかみやすくなると思います。
動詞の活用形もわかるサイトもあるので、活用も確認できます。
ただ、日本語にない概念や物の場合、日本語の意味を見てもピンとこないことも。
単なる日本語の翻訳しかない辞書だと、イメージがつかみにくいので、例文があるものをおすすめします。
- 画像検索する
検索エンジンはお好きなもので。調べたい単語や表現を入力して、画像検索してみましょう。
意味がよくわからないものでも、写真やイラストで見れば「ああ、こういうこと!」と納得できることも多いです。百聞は一見に如かず、ですね。
人間の脳はいろいろな情報を相互に結びつけることで記憶していくので、画像からの情報と単語が結びつけば、単語の意味だけを見ている場合より忘れにくくなります!
特に物の名前の場合、画像を見れば一目瞭然です。
動詞の場合でも画像を見ると理解しやすくなることも多いのでおすすめします!
- スペイン語の辞書を使う
スペイン語で定義や説明がされている、いわゆる西西辞典も少しずつ使ってみましょう。
最初はハードルが高いかもしれませんが、自分が知っている単語を調べて説明を読んでみることから始めるといいと思います。
説明に使われている単語がわからなくて、また調べることになることも多いですが、説明を読むことや他の単語を調べるのもいい練習です。
でも、わからない単語にこだわり過ぎると疲れるので、少し調べてよくわからないものは置いておきましょう。
何度か出会ううちにわかるときが来るはずです(笑)。
スペイン語の辞書は、スペイン王立アカデミーの
https://dle.rae.es/
がおすすめですが、他にも複数言語で調べられる
https://www.wordreference.com/
https://es.thefreedictionary.com/
などもあります。
自分が使いやすいものを見つけてください。
- 類義語を調べる
スペイン語の辞書のサイトを見ると、“sinónimos”というオプションがあると思います。
ここもぜひ見てみてください。
同じような意味の単語がならんでいるので、言い換えをしたいときなどに便利です。
意味がわかりにくいときも、類義語に自分の知っている単語があれば理解しやすくなります。
- 文章で調べられるサイトを使う
フレーズや文章で調べられる翻訳ツールのサイトを使う方法もあります。
調べたいフレーズを入力すると、そのフレーズを含んだ文章と、選んだ言語の翻訳が表示されるものです。
文章の形で表示されるので、どんな状況や文脈で使えるのかがわかりやすいです。
https://context.reverso.net/traduccion/
https://ja.glosbe.com/
などがあります。
検索エンジンに直接“comer significado”や“hablar definición”、“suplicar 意味”のように入力すると、複数の辞書サイトの結果が出てくるので、いろいろなサイトを見て気に入るものを探すといいかもしれません。
動画サイトのYoutubeでもスペイン語の単語の使い分けや勉強の仕方など、いろいろな情報の動画があるので、時間があるときに検索してみるのもいいと思います。
リスニングの練習にもなりますし、字幕機能をオンにすれば確認もできますね。
いろいろな方法を駆使して、ボキャブラリーを増やしていきましょう!