スペインでは子どもはどのように誕生日をお祝いするかご存知ですか?
日本では仲の良いお友達を家に招待してご飯やケーキを食べて遊んで、主役はプレゼントをもらう、というのが一般的だと思いますが、スペインはちょっと違います。
スペインでは誕生日会は、ほぼほぼ週末に行われ大人数でお祝いします。
仲の良いお友達はもちろん、クラスメイトや近所の友達を招待します。
大規模なパーティーは週末に開催されることが多いので、AさんとBさんの誕生日会が同じ日にかぶった!ということもたまーに起こります。こういう時、すでに参加返事をしている場合は、後から誘ってもらったお友達には◯さんの誕生日会に行くって先に返事をしたから・・・当日、時間があったら行くね!と断ることが多いです。もしその日に行くことができなくてもプレゼントはきちんと用意し後日渡します。
場所は大人数でお祝いするので家ということはあまりなく、プレイランド、ファーストフード店やレストランですることが多いです。スペインのママたちも何十人分の料理を用意するのはさすがに大変ですよね…
誕生日会では皆に囲まれてお誕生日の歌を歌ってからロウソクの火を消します。そしてそれぞれからもらった誕生日プレゼントを開けるのが恒例です。
これだけでも・・・すごいな。と思われる方がいると思いますが、日本と違うところがもう一つ。それは誕生日当日には誕生日を迎えた本人がクラスメイトや仲の良い友達にお菓子を持って行きみんなに配ります。素敵だと思いませんか?
小学校くらいまではこのように盛大にお祝いすることが多いです。
小さい子どものいる家庭では、中には今週末子どもの誕生日会だから仕事は休みだけど1日中動きっ放し!というパパ・ママもいます。
日本では誕生日といえば「ハッピーバースデー」を歌いますが、スペインでも同じリズムのバースデーソングがあります。
・・・ちょっと時代を感じますが(笑)0:26までがよく歌われるフレーズです。