9月20日は「世界パエリアの日」でした。
スペインの代表的な料理であるパエリアを世界に広げるために2018年に定められた記念日で、毎年パエリアの本場であるスペインのバレンシアでパエリアのコンクール「パエリアデーカップ」が開かれます。
今年もバレンシアで第4回パエリアデーカップが開かれ、予選を勝ち抜いた世界各国からの12人のシェフが参加し、世界最高のパエリアを目指して腕をふるいました。
今年、見事優勝の座を勝ち取ったのは、鴨肉とネギとオレンジを使ったパエリアを作った日本代表のシェフ、畑下 公平さんでした!
2位はエクアドル、3位はコロンビアでした。
参加したのは、ポーランド、エクアドル、イタリア、コロンビア、インド、ドイツ、日本、メキシコ、アメリカ、フランス、モロッコ、ルーマニアのシェフ。
バレンシアの伝統的なパエリアとは違った、各国の異なるアイデアと材料で作られた独創的なパエリアが披露されました。
パエリアの本場のバレンシアでは、ウサギの肉やインゲンなどを使った伝統的な paella valenciana が一番という雰囲気がありますが、この日ばかりは様々な材料を使った各国の独創的なパエリアをコンクールの審査員も楽しんだようです。
優勝した畑下 公平シェフは、2021年に京都 の丸太町にスペイン料理店 estilo h(エスティーロ アチェ )をオープンされ、日本的なものも取り入れたスペイン料理を提供されています。