セビーリャのみどころ、今回はインディアス古文書館、カテドラルとヒラルダの塔についてです。
(セビーリャみどころ スペイン広場・アルカサルはこちらから)
インディアス古文書館
世界遺産にもなっているこの書館はルネサンス様式の建物です。1784年に新大陸発見時の貴重な資料が保管されています。展示室は2階にありここにはコロンブス、マゼランが書いた自筆文書があり、見ることもできます。それからここはなんと入館無料!穴場の観光スポットです。
開館時間:
月〜土 9:30−16:45
日・祝 10:00−14:00
休館日:1/1,1/6,聖金曜日,12/25
カテドラルとヒラルダの塔
インディアス古文書館の隣にあるのがカテドラル。スペインでは最大、ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次いで、世界でも3番目に大きい大聖堂です。ゴシックとルネサンスなど様々な様式が混じっている内部はコロンブスの墓があることも有名です。これはカテドラルに入ってすぐのところにあります。
建物自体はイスラム教のモスクの跡地に建てられたのであちらこちらでモスクの面影が残ります。
入って右手にある聖具納室はひときわ豪華!ゴヤ、ムリーリョ、スルバンの絵画作品があります。天井が高く光が差し込むので明るく壁と柱には繊細な彫刻が施されています。光に当たって彫刻装飾がより輝くのがとってもキレイです。
ヒラルダの塔は高さが97mありセビーリャの街のシンボルとも言えます。12世紀末にモスクのミナレット(イスラムの宗教儀礼、1日5回の礼拝の呼びかけをする場所)が土台になっておりそこに鐘楼が付け加えられました。先端にはヒラルディーヨと呼ばれるブロンズ像がついていて風が吹くと回転します。高さは4m、重さ約1300キロもあるのに驚きですね。展望台からはセビーリャの街を一望できます。高い建物がないので街を一望しながらこれからの観光予定を立てるも良し、風景に癒されて時間を過ごすのも良しです。
開館時間
月 11:00−15:30 火〜土 11:00−17:00 日 14:30−18:00
※宗教行事で短縮、閉鎖、入館時間変更となる場合があるので、セビーリャへの滞在日程が限られている方は事前に公式HPでの確認をおすすめします。
それからセビーリャやアンダルシアでよく見かける観光馬車。陽気なおじさんが楽しませてくれるので旅の思い出に乗るのも良いですね。