8世紀初めから約800年にわたりイスラム教徒に支配されたアンダルシア地方にあるグラナダは、イスラム時代からの遺産が残る都市です。世界遺産アルハンブラ宮殿を筆頭に、物価も安くユダヤ人街など古い街並が多く残っています。
アクセスはマドリードからAVE(約3時間)バス(4時間半〜5時間)で行くか、セビーリャからバス(約3時間)かです。グラナダの主なみどころをご紹介します。
アルハンブラ宮殿
世界遺産にも登録されているアルハンブラ宮殿はまさにグラナダの歴史を物語る象徴です。
ここにはかつてグラナダの歴代の王が住んでいました。宮殿内の主なみどころは宮殿の心臓部と言われているナスル宮殿、12頭のライオンの噴水があるライオンの中庭、庭園、へネラリフェです。
敷地内はかなり広く緑もたくさんあり至る所からグラナダ市街を見渡せます。ホテル、パラドール、カフェもあるので休憩しながら1日かけてゆっくり散策するのもおすすめ。いつ行っても観光客でいっぱいなのでオープン時間8:30から観光するのが良いでしょう。
営業時間:8:30−20:00
休み:1/1.12/25
料金:14€ 事前のネット予約がおすすめ。
カテドラル
グラナダにあるカテドラルはゴシック様式で建築が始まりましたが途中で建築家が変わったことからルネサンス様式に変更されたので2つの様式が混じっています。主祭壇の上部にはステンドグラスがはめられておりそれは見事です。
営業時間:月〜土:10:30−18:30 日・祝:14:30〜17:30
料金:4€
アルバイシン
11世紀イスラム教徒によって築かれたここは敵の侵入を防ぐ城郭都市として作られたので道は迷路のように複雑です。白い壁の家が立ち並び、サン・ニコラス展望台からはアルハンブラ宮殿を含むグラナダの美しい街並を一望できます。夜はライトアップされるので昼間とまた違った景色を見られます。
それからグラナダはバル巡りが安くつきます。バルでワインやビール等の飲み物を頼むとそこにタパス(小皿料理)が1品無料でついてきます。煮込み料理、揚げ物など店によっても様々で同じ店だと1杯目と2杯目は違うタパスを出してくれることが多いです。3〜4軒くらい入れば1食の食事変わりになる位ボリューム満点です。もし行くならお昼は13時以降、夜は20時以降がおすすめ。セントロにあるサン・アグスティン市場にも数件バルが入っていて新鮮な食材を使ったタパスを楽しめます。
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