今日は、12月22日。スペインでは「クリスマスの宝くじ」の抽選日です!当選番号を子供達が読み上げていく様子がテレビでも放映されることについては こちら でも書きましたが、待ちに待った結果発表という感じで、スペイン国内では宝くじを買った人々が落ち着かない様子で「もし宝くじ(特にエル・ゴルド)に当たったらどうしよう?」と真剣に悩む姿が目に浮かびます。大げさではなく国の半数の人が本気で当選を信じているのです。そして大抵の人たちは、まず今あるローンを支払うと口を揃えます。
しかしイギリスのマサチューセッツ工科大学の調べによりますと、過去に大きな宝くじに当選した人は、3〜5年の間に破産に追い込まれる傾向があると判明しました。きっと嬉しくて使いすぎてしまうのでしょう。そして忘れるなかれ、宝くじには税金もしっかりかかります。あと、前にも記述した通りスペインで宝くじは家族や友人と分け合って購入する傾向があります。同時購入した場合で当選した場合、トラブルにならないように、あらかじめ購入した人と共有する人がコピーをとるという習慣があります。近年ではSNSで写真を撮って証拠として保存する傾向もあります。当たる金額が大きければ大きいほど深刻になるので、コピーは常識なのです。