スペイン語を勉強していて、わかっているようでいざとなるとどちらを使っていいのか
悩んでしまうporとparaの使い方の違いを説明します。
それぞれの主な使い方は大まかにわけると、以下のようになります。
Por: 原因や理由、など、日時や大体の場所が決まっている時
Para: 目的や結果など、期日を表す時
まずはPorの使い方から細かく見ていきましょう。
POR
1、原因
¿Por qué no vienes? どうしてこないのですか?
2.期間(ざっくりとした期間)
Trabajé en Tokio por 2 meses. 私は東京で2ヶ月間働いています。
por la mañana 午前中に por la tarde 午後に por la noche 夜になど
3.空間、場所(〜を通って、〜のあたりを)
Me gusta pasear por el parque. 私は公園のあたりを散歩するのが好きです。
4.手段、作者など(〜によって)
Un hombre me llamó por teléfono. 男性が電話をかけてきました。
Esta obra esta realizada por Gaudí. この作品がガウディによるものです。
5.Por favorなどの慣用句的表現
Por favor. お願いします。
Por supuesto. もちろん。
Por lo tanto. したがって
PARA
1.目的
Tengo un regalo para ti. あなたにプレゼントがあります。
Mañana salgo para Madrid. 明日マドリードに向かいます。
2.期日(〜までに)
Tenemos que terminar este trabajo para la semana que viene. 私たちはその仕事を来週までに終わらせなければいけません。
3.〜にとって
Para mí, es fácil jugar al tenis. テニスは私にとってはとても簡単です。
特に『〜のために』と言いたい時に混合しやすいと思いますが、以下のように覚えておくとわかりやすいと思います。
¿Por qué? どんな理由で
¿Para qué? どんな目的で
同じ文章でもPorとParaによってニュアンスが変わります。
Lo compré por Cristina. 私はクリスティーナのために(彼女が欲しがっていたので/理由)それを買った。
Lo compré para Cristina. 私はクリスティーナのために(彼女にあげるために/目的)それを買った。
わからなくなった時は、理由が大切なのか目的が大切なのか考えてみるとわかりやすいかもしれません。
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