思わぬ失敗をして、恥ずかしくてたまらないことってありますよね。
日本語で恥ずかしさを表す表現には、たとえば「顔から火が出る」「穴があったら入りたい」「顔向けできない」などがあります。
さて、スペイン語では恥ずかしさをどんなふうに表すのか見ていきましょう!
– sentir vergüenza 「恥ずかしさを感じる、恥ずかしい」
恥ずかしさを感じているときに使える普通の言い方です。
Siento vergüenza cuando me miran.
人に見られると恥ずかしい
– dar vergüenza 「恥ずかしい」
こちらはものごとや状況が主語となる言い方です。me da/te da/ le daの形で使われることが多いです。
Me da vergüenza bailar.
私は踊るのが恥ずかしい
– ponerse rojo/a como un tomate 「(恥ずかしくて)顔が真っ赤になる」
「トマトのように赤くなる」が文字通りの意味。トマトが使われるところがスペインらしいですね。
Me puse roja como un tomate cuando me di cuenta de que llevaba la camiseta al revés.
Tシャツを後ろ前に着ていることに気づいて顔が真っ赤になった
– quedarse cortado/a 「(恥ずかしくて)何を言ったらいいかわからない」
これは恥ずかしくてフリーズする感じです。何を言うべきか、どうするべきかわからなくて固まってしまう状況です。
Me quedé cortado cuando me tocó hablar.
話す順番が回ってきて固まってしまった
– sentir vergüenza ajena 「(他人の言動で)恥ずかしくなる」
自分のことではなく、他人の言動で恥ずかしくなるときがありませんか?そんなときに使える表現です。
Siento vergüenza ajena cuando veo a otra persona hablando con un trozo de comida en los dientes.
人が歯に食べ物が挟まったまま話しているのを見ると恥ずかしくなる
– Tierra, trágame. 「穴があったら入りたい(地面よ、飲み込んでくれ)」
すごく恥ずかしくてその場にいるのがいたたまれないとき「穴があったら入りたい」となりますよね。
Cuando me di cuenta de que había metido la pata, dije “tierra, trágame”.
失敗したと気づいたとき、「穴があったら入りたい」と言った
– ¡Ah, qué vergüenza! 「ああ、恥ずかしい」
恥ずかしい!というときに使える表現です。