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「お金がない!」のユニークなスペイン語表現

 

Estoy a la cuarta pregunta.

これ、皆さんはどう訳しますか?

 

 

「私は、4番目の質問に答える」でしょうか。

 

 

正解は……

 

 

 

 

 

 

「俺は素寒貧なんだ……」

 

 

 

 

です。

この表現で、こんな意味になるのです。えぇ〜…?

 

「なぜなのさ!!」

 

 

 

知らない人が目にしたら絶対こういう気持ちになる表現です!
しかしこれは「4番目の質問に答える」ではなく「素寒貧である。一文なしである」と訳すのです。

 

「お金がない」「お金が全くない」の表現の多様性は、万国共通なのかもしれませんね。
スペイン語も単に「No tengo dinero」と直接的に言う以外にもユニークな表現があるのです。

 

とはいえ、この「estar a la cuarta pregunta」は知っている人ではないと使えないフレーズですね。
この慣用表現の由来がまた面白いのです。由来には2説あります。

 

 

1.法廷由来説

今から何世紀も前、裁判所では、裁判にかけられた人物に4つの質問を課していました:

 

1.名前と年齢
2.出身国と職業
3.宗教と身分
4.収入

 

そしてこの4番目の質問については大抵の人物が否定的に(実際の収入より少なく)答えていたそうです。
正直に答えてしまったら、押収されてしまう可能性があったからです。

 

 

2.マドリードの先輩の洗礼説

かつて、首都マドリードを闊歩する学生たちの間では、街に到着したばかりの新入生にラテン語でこのような質問をする習慣があったそうです。

 

¿Salutem habemus? (健康なのかい)
¿Ingenium habemus?(天才なのかい)
¿Amores habemus?(恋人はいるのかい)
¿Pecunia habemus?(お金はあるのかい)

 

そして質問された新入生は、3番目までの質問には律儀に答えますが、4番目は、お察しのとおりです。

 

 

 

さて、ここで他の表現もチェックしてみましょう!

 

Estoy escaso de dinero.
お金がないんだ。

★escaso de … で「〜不足」という意味です。

 

Ando mal de dinero.
お金がなくて困っているんだ。

 

Carezco por completo de dinero.
お金がまったくないんだ。

★carecer de … で「〜が欠けている」という意味です。
ただ少しお堅い印象の表現。友人同士で冗談のようには使いません。

 

 

最初に紹介した表現がエスプリが効きすぎているかな? と思った時は、このような他の表現を使うことができます。
「Andar mal de dinero」は「金運がないんだ〜」と友人に愚痴る時に気軽に使える表現です。
最後の例は、公的機関や金融機関で自分の経済状況の深刻さを訴えたいときに使うような堅い表現です。

 

ADELANTEのレッスンでも、知りたい表現があったら先生に聞いてみてくださいね!
ここで紹介した以外の表現も先生たちはたくさん教えてくれます♪

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