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sangre 「血」のつくスペイン語の表現

sangre「血」という言葉を聞くと、不吉で怖い感じがしますが、案外日常的に使われますよね。
たとえば、日本語では「血筋がいい」、「血を引く」、「血がたぎる」などの表現をよく耳にすると思います。

スペイン語でもsangreという言葉は、思ったより日常的に使われます。
怪我や病気の話題以外でも使われるので、知っておくと便利です。
sangre azulと言われたら、どんな意味かわかりますか?単に「青い血」ではないですよ。

では、sangreのつく表現を見ていきましょう。


– Llevar (algo) en la sangre
文字通りの意味は「血の中に持っている」。
つまり「生まれながらに何かの才能を持っている、遺伝的に何かを引き継いでいる」の意味です。

Él lleva el deporte en la sangre.
彼はスポーツの血を引いている、生まれつきスポーツができる
Mi madre lleva en la sangre el amor por la lectura.
私の母は根っからの本好きだ、本好きの血を引いている。

– A sangre fría
「冷静に、冷徹に」の意味。
「冷たい血」からなんとなく想像できそうな意味ですね。

El asesino cometió el crimen a sangre fría.
殺人犯は冷徹に犯罪を行った。

– No llegar la sangre al río
「大事に至らない、取り返しのつかないようなことにならない」の意味。
「血が川に届かない」と聞くと、大量の血が流れている状況が思い浮かびそうですが、大事には至らないの意味なので安心してください。

El accidente fue terrible, pero no llegó la sangre al río.
その事故は酷いものだったが、大事には至らなかった。

– Hervir (a alguien) la sangre
文字通りは「(誰かに対して)血が沸騰する」ですが、「腹が立つ、怒っている」を意味します。

Me hierve la sangre cuando la gente llega tarde.
人が遅刻してくると、とても腹が立つ。

– Sangre azul
文字通りは「青い血」ですが、「高貴な血筋、名門の出」を意味します。
肌が白い人は血管が青く透けて見えやすいですね。高貴な人は色が白く血管が青く見えるので、この表現が生まれたようです。

Ella tiene sangre azul.
彼女は名門の出だ。

知っている表現はありましたか?
「青い血」は「高貴な血筋」の意味でした。





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