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“rey”「王」のつく表現

王様、女王様はスペイン語では“rey, reina”。“Reyes Magos”といえば、1月6日にクリスマスプレゼントを持ってきてくれる「東方の三賢王、三博士」で、子供達が待ち焦がれる存在です。“Reyes Catolicos”はアラゴン王フェルナンド2世とカスティーリャ王イサベル1世のカトリック両王を指します。

その他にも“rey”という言葉は日常的によく使われる表現にも登場します。
いくつか見ていきましょう!

Hablando del rey de Roma, por la puerta asoma. 噂をすれば影がさす
これは日本語の「噂をすれば影がさす」と同じ意味で、その場にいない人のことを噂しているとその本人が現れるという意味です。噂しているときは、大抵悪い話をしているので焦りますよね。うわさ話はしないに限ります。

A rey muerto, rey puesto. 王が死ねば代わりの王が位につく(代わりはすぐに見つかる)
王様のように重要な地位についていても、死ねば次の王様が即位します。どんな地位にでも、すぐに代わりは見つかるという意味です。

Creerse el rey (la reina) del mambo (自分のことをマンボの王様と思う=)実際よりも自分が重要で注目に値する人だと思う
これは口語で使われる表現で、自分が注目の的でいたい、そうでないと気が済まないような人に使われます。
“Se cree el rey del mambo.”「彼は自分が注目に値すると思っている」
“Ahora él es el nuevo rey del mambo.”「今度は彼がマンボの王様だ(注目の的だ)」というようにも使われます。
この表現はキューバのマンボの王様と呼ばれたPérez Pradoから生まれた表現だそうです。


Vivir como un rey 王様のように生きる=贅沢な生活をする
これはわかりやすいですね。王様は贅沢な暮らしができる場合が多いのでしょうが、実際には仕事もたくさんありそうです。

corona de rey

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