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バレンタインデーに使いたい!?愛に関するスペイン語の表現

今日2月14日はバレンタインデー!いろいろな思いを胸にチョコレートを贈る人も多いのではないでしょうか。気持ちが伝わって相手が喜んでくれるといいですね!

 

さて、バレンタインデーはスペイン語ではel día de San Valentínまたはel día de los enamorados(恋人たちの日)と言います。日本では主に女性が男性にチョコレートなどを贈って愛を伝える日になっていますが、スペインでは男性も女性も恋人にプレゼントを贈り合います。チョコレートだけではなく、花束やアクセサリー、小物、おしゃれなレストランでのディナーや旅行など、相手を喜ばせようと策を練るようです。そして、メッセージを書いたカードも大切だそうです。

 

バレンタインデーの由来はローマ時代にさかのぼります。ローマ帝国の皇帝クラウディウス2世は妻や子供のいない方が士気が上がると考え、若者の結婚を禁止。かわいそうに思った司祭のバレンタインは、皇帝の命令に逆らってこっそりと結婚式を行っていました。これを知った皇帝は激怒してバレンタインを投獄します。ある士官がバレンタインを試そうと、生まれつき目の不自由な自分の娘の目を治して見ろと言うと、奇跡が起きて目が治ったそうです。しかし結局、バレンタインは2月14日に処刑されてしまい、その日が後に愛の守護聖人の日となったようです。

 

ちょっと悲しい由来があるバレンタインデーですが、愛に関連するスペイン語の表現を見ておきましょう。チャンスがあればぜひ使ってみて下さい!

 

1) He tenido un flechazo al verte.

「あなたに一目惚れしました」

flechazoは矢を射ること。この場合は愛のキューピットの放った矢のことで、tener un flechazoで「キューピットの矢に当たる、一目惚れする」の意味です。「一目惚れ」はamor a primera vistaとも言えます。

 

2) Eres mi media naranja.

「あなたは私の運命の人です」

「あなたは私の半分のオレンジだ」が直訳ですが、media naranjaは「ぴったりの相手、運命の人」を意味します。英語だとbetter half。そんな相手が見つかるといいですね。

 

3) Me llevo muy bien con Carlos.

「カルロスとはとても気が合う、うまく行く」

llevarse bien/mal con alguienで「~と気が合う・合わない」。なぜか合う人と合わない人がいますよね。

 

4) Él está enamorado de ella hasta los huesos.

「彼は彼女にぞっこんだ」

estar enamorado de alguien hasta los huesosは「骨まで~に恋している」から「ぞっこんだ」。「骨まで」というのがおもしろいですね。

 

5) Cuando era pequeña estaba colada por un niño que se llamaba Juan.

「小さい頃、フアンという男の子に夢中だった」

estar colado/a por alguienで「~に夢中だ、大好きだ」

 

6) Te echo de menos.

「あなたがいなくてさみしい、君が恋しい」

echar de menos は「~が恋しい、~がいなくてさみしい」。Echo de menos a mi país.なら「故郷が恋しい」という意味になります。

 

7) Creo que Mateo te va a dar calabazas.

「マテオは君をふる(拒否する)と思う」

dar calabazasで「相手をふる、拒否する」の意味。なぜ「かぼちゃを与える」が拒絶の意味になるのか不思議です。この表現はあまり聞きたくないですね。

 

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